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アテンザ GG GY 足回りの異音対策
アテンザ 足回りの異音対策
このページにはアテンザのDIY修理情報があります。
足回り・車高調からのコン、ゴンといったスプリングの異音
スプリングはじき音の解決
サスペンション・ショックはラルグスの車高調です。以前はタナベのサステックPROです。
車庫入れや低速でせまいところを曲がる時のようにステアリングを左右に大きく切ると、フロントの足回りからコン!とかゴンとか結構大き目の音がなります。
アーム類にガタがないとして、スプリングがねじれて、戻る時に弾けるように勢いよくスプリングがうごいて音がでている事があります。
アテンザのハイマウントダブルウィッシュボーンはステアリングを左右に切ると、車高調自体もアームの付け根を中心とすうような円回転運動します。
当然スプリングシート上と下で多少違う動きをするようでその時に音が発生していました。
以前使用いていた車高調はアッパーマウントが純正でしたので、ステアリングを左右に切って回転したとしてもアッパーマウントのスプリングシートで回転がうまく逃げていましたが、スプリングシートの下側でスプリングシートとスプリング本体が勢いよく接触して音が発生していました。
サスペンション異音対策
スプリングがスプリングシートにはまってはずれないようになっています。
キチキチだと入らないのでクリアランス(スキマ)があります。
足回り異音対策
ステアリングを切ると、このスキマの分だけスプリング右や左へ移動する事があります。
片側へ寄った状態から、、、
さらに
車高調 異音対策
反対側へスプリング移動しようとする時にスプリングシートとスプリングが勢いよく接触してゴン!と音が発生していました。
この場合は一人がスプリングを観察して、もう一人にステアリングを左右に回してもらえば、確認ができます。
尚、純正サスペンションのスプリングシートは分厚いゴム製でしかも、スプリングはゴムにめり込んでいる状態なので動く事はありませんのでこのような形では音も発生しません。
つぎにこれについて対策を、、
下回りの異音対策
スキマを移動する時に接触してゴンッ!という異音が発生していましたので、
その隙間をウレタンゴムシートで塞ぎました。
その結果、大きなゴン!コン!はならなくなりました。
しかし、それでも小さめのコンコン、コンコン、はなります。
おそらくスプリングが回ってねじれて、勢いよく弾け廻る時に鳴るのでしょう。
純正はアッパーマウントとスプリングシート別部品でベアリングのようになっていてなめらかに回転しますのでこのような問題は起きないようです。
また、タナベのサステックPROもアッパーマウントは純正再利用であったため、スプリングとスプリングシートの接触音対策をした後は異音はなくなりました。
その後、ラルグスの車高調に交換しましたが、これは専用強化アッパーマウントの為、さらに異音対策が必要となりました。
これの対策についてもしたいのですが、アテンザのラルグスの車高調のアッパーシートは専用品の強化ゴムアッパーとなります。
他車種ではベアリング付きのアッパーマウントがあるようです。
回らなくしてしまうのは具合が悪いので、まわっても音が発生しないようにしなければなりませんが、他のサスペンションメーカーのQ&Aなどを見て回りますと、サスペンションスプリングの端部の位置関係によりスプリングから音が発生する事があるようで、対策としてはスプリングを90度づつまわして音がならない位置を探るというものでしたので、早速実行してみます。
みごと解決とはいきませんでしたが、音の鳴り方が変わりましたので、少しづつまわして様子をみて音が鳴らない位置を探ってみたいと思います。
尚、以前から定期的に試していた方法ですが、シート及びスプリングにグリスを塗布するという方法でも音を止めたり、小さくしたりする事ができました。
ただし、この方法は雨でグリスが流れたらおしまいで、しかも足回りがギトギトに、グリスに泥がからまってすごく汚くなりますし、頻繁にグリスアップが必要です。
おすすめしません。
車高調異音対策
APEX製スラストシートの装着で異音対策
スプリングシートとスプリングのスキマを埋める事で大きなバキン!ガコン!は鳴らなくなりましたが、ちいさなコンコン音対策の一つとしてすスプリングのスラストシートを入れます。
1mmほどのアクリルかポリカの板に見えましたが、テフロン系の樹脂板のようです。自己潤滑性シートやフリクション低減シート、スラストベアリングなどいろいろな商品も他から販売されているようです。
これはAPEXの補修用部品のスラストシートとなり1枚200円ほどです。各種サイズがありますが今回はID65スプリングなので65mm用を使用します。
このようにスプリングシートとスプリングの間に挟んでしようします。
画像は実験途中でスプリングとスプリングシートの間のスキマを埋めるゴムを取り外して装着しています。
尚、試運転の結果、スプリングスラストシートを装着するとめちゃくちゃひどくなってしまいました。
少しステアリングを切っただけでもガコン!ゴキン!と大きな音が鳴り、ステアリングを動かす度に必ずといっていいほど音が鳴るようになってしまいました。しかも直進走行中の段差を越えるだけでも音が出てしまいます。
もし、スラストシートを装着する事ですこしでもバネにねじれが発生したら滑って回転していれば音は鳴らなくなっていたはずです。しかし、結果はひどくなりました。
これはおそらく、なにも入れていない状態ではある程度までねじれて、限界がきた時に弾けていたものが、スラストシートを入れる事により、ある程度までねじれるのは同じようにねじれるが、弾けるまで摩擦が耐える限界が低くなってしまった事により、頻繁に(実際はほぼ常時異音、、、)音がでるようになってしまったのでしょう。
スプリングシートとスプリングのスキマを埋めるゴムを装着していただけの時はここまでひどくなかったのでばねのねじれで弾けるのもかなり抑制してくれていたのかも知れません。
結論として、前述のスキマを埋めるゴムとスラストシートの装着(スラストシートはスプリングシートの外側に装着)で完全に音がでなくなりました。車庫入れで発生していた、大きな異音も小さな異音も走行中もならなくなりました。
その後、スプリングとスプリングシートのスキマを埋めるゴムは劣化(劣化というか相当強い力がかかる為に変形)と、ものすごい力でずれたりして、音が再発してしまいました。スラストシートはそのままでスキマを詰めるものをゴムから樹脂に替えたところ再び音は消えました。
尚、樹脂とはパナソニック製の雨トユでアイアンと呼ばれるものが加工してピッタリ使えました。
材料 スラストシート、ゴム板
予算 100円〜
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